不合格者が考える、大学(東大)受験について

こんばんは。今回は「受験生活における後悔」と「受験生として必要なもの(=私に足りなかったもの)」の大きく2つに分けて書こうと思います。後々の話に少々関わるので受験結果を書くと、東大落ち早慶蹴り千葉工進学(予定)です。

後悔

センセーショナルな書き方なので、もう少し詳しく書きます。まず前提として、早稲田アカデミーの授業は基本的に教師に大きく依存しています。執筆時点においては、英語科を除いてしまえば、いわゆる「フラッグシップ校舎」であるはずの御茶ノ水校においてもほとんどロクな教師がいません。有能な教師は基本的に辞めています。でありますから、授業の質も特別高くはなく、私のような優れているわけではない受験生にとっては、早稲田アカデミーの授業(英語除)を受けたところで志望校合格に近づくかどうかは怪しいというわけです。私は家計がそれほど裕福なわけではなかったので、かなり特待の効くこの塾を選びました(選ばざるを得なかった)が、少なからず支出があったわけで、現在進行形で家計の危機をもたらしている原因となっていたことを知り絶望しています。

「授業料が無料だから」といって入塾する人を多く見かけますが、年会費やテスト代は普通に取られます。他塾に行ったことのない私が言うのもなんですが、そのお金を握りしめて東大特進に行ったほうがよっぽどマシな学習環境(授業、自習室etc...)が得られると思います。どうせn講座無料になるわけですし。(これは早稲田アカデミーがピンからキリまでの生徒を集めているため、ある程度は避けられないものなのですが、だからといって許されるわけではない)

家計が苦しくない場合は鉄緑会など大手塾に通うべきで、苦しければ参考書を買って自学したほうがよっぽどコスパがいいと思います。

この記事を読んでいる後輩がもしいるとすれば、私からのアドバイスは、「教育にはなるべく金をかけてもらえ。鉄緑会や駿台に通うことができて、自分が優れて賢いと思わないなら迷わず通え」です。

 

  • その他雑多な後悔

多分数学の取り組み方が良くなかったと思います。34/120はヤバいだろ。東大数学60取れないと受験しちゃダメなんじゃないか?とすら思っています。苦手教科を作ると東大受からないっていうのはマジだと思います。

受験の失敗をすべて早稲田アカデミーに通ったせいにしているので、特に後悔がありません。困った。

 

受験に必要なもの

ないと何も始まりません。予備校に通えないどころか、大学(たとえ国立であっても十分高いです)受かっても行けないことすらあります。というか今そうです。詳しくはTwitterを参照していただければいいのですが、今現在休職中の人に「死に物狂いでバイトしないと大学行けないよ?」って言われて本気でカッターに手を伸ばすところでした。田舎の高校を出ていれば早慶奨学金で通うこともできたでしょうが、首都圏の学校を出てしまったためそうも行きません。給付奨学金通らないあたりのファッション貧乏なのですが、昨今のJASSOの制度改悪で一番割を食っていると思います。たいそう困っています。

  • メンタル

これも大事です。模試の成績で一喜一憂しないとかそういうことは結構どうでもよくて、親から何か言われて精神を病まないか、とか、自分の選択は間違ってなかったのかとか考えないことが大事です。私は前者が欠けていたので、センター前の私大出願期に「金が無いから私大には通えない」と言われてメンタルが崩壊しました。働いてないやつに悪びれることもなく言われたくはないだろ。あと最近も金がない話をされてオタク特有の誇張ではなく泣きました。頼むから働いてくれ。

  • 親ガチャ

あまりにもあんまりな書き方ですが、実際これです。私の住んでる世界が狭いこともあるのでしょうが、家庭環境が良くないけど受験偏差値の高い大学に通っている、という人はあまり聞きません。つくづく外因というやつです。

 

 

今回はこれで以上です。方法を間違えなければちゃんと行きたいところ受かるらしいので、後輩諸君は頑張ってください。陰ながら応援しています。